妊娠大百科

妊娠後期

妊娠8ヵ月

妊娠8ヵ月になると体重がますます増えて、赤ちゃんの器官はほぼ人間と同様に形成されています。妊娠8ヵ月になると、妊娠も後期になり、嗜好が変わってこれまで好きだった物が嫌いになったり、嫌いだったものが食べられるようになります。

赤ちゃんの体も十分大きくなり、さらに栄養を欲するようになります。母体のエネルギーは、脂肪は優先的に赤ちゃんの栄養として糖分に返環されるので、母体は脂肪分や糖分を摂取しても、身体が糖分不足であると感じやすく、突然甘いものが食べたくなります。適量であれば、糖分も栄養として必要ですが、あまり食べすぎると太りすぎてしまいます。

妊娠後期に太りすぎると、妊娠高血圧症候群という妊娠中毒症にかかりやすくなります。妊娠中毒症は、母体と赤ちゃんに悪い影響を与えやすく、重症の場合は入院が必要となる危険もあります。妊娠中毒症が重症であると、高血圧が続いたりタンパクが漏れたりし、むくみの症状が酷くなり、帝王切開をしなくてはならないこともあります。

妊娠8ヵ月は、お腹がかなり大きくなって、体へ負担がかかっているので、おなかが張りやすくなり、胃が子宮に押し上げられて、胃もたれしやすくます。

妊娠8カ月の超音波検査では、赤ちゃんが羊水を飲み込んでいる様子なども確認できるようになります。通常、胎児は頭を子宮口にむけた逆さまの姿勢ですが、脚やおしりが下になった逆子の場合、出産でトラブルとなる可能性が大きいです。妊娠8ヵ月の時点で、逆子の場合は、床にひざをついて、腰を高くする姿勢をとって逆子が解消されるようにします。

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