妊娠中は食べ物など口に入れる物には気を使いますが、特に、薬には神経質になる人が多いようです。妊娠中は自分の身体だけでなく、口にしたものは赤ちゃんにも影響を与えるので、母親としては当然です。
妊娠前の最終月経初日から数えて32日目までに服用した薬でれば、胎児に」影響することはまず無いとされています。1960年代には妊娠初期にサリドマイドの含まれる睡眠薬を服用した母親の子供が、手足の短い奇形児の赤ちゃんとなる事件があり、薬と妊娠の関係に不安が高まりました。
この事件以降は、胎児への影響を恐れて妊婦は薬を服用しなかったり、過剰なほど薬には敏感になっています。現在、奇形児が生まれる危険性のある薬は発売されていませんが、この薬以外にも胎児に影響を与える可能性の薬はあります。現在の先天奇形児のうち、薬が原因とされるものは全体の1%以下とされています。
新生児のうち全体の3~4%は、先天奇形がおり、その過半数異常は原因因子がはっきりとは分からない事が多く、そのうち薬などの化学物質や医薬品が原因のものは、1%に達しないとされています。この為、妊娠に気づいていない時点で飲んでしまった薬があったとしても、ほとんどの場合は心配するような出来事ではありません。
あまり悩まないで、念のため主治医か産婦人科医に相談なさってください。日常的な病気の薬や市販薬には、ほとんど危険はないとされています、ただ、不眠などで睡眠薬を常備していたり、疾患があって飲んでいる薬は、危険が高いと考えられるので、一度医師に相談してみましょう。
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